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原水協通信(大阪版)

原水爆禁止世界大会

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みなさんに3つのお願いを呼びかけます。

1.「ヒバクシャが訴える国際署名」にご協力ください。
2.世界大会INニューヨーク代表派遣を送り出しましょう。
3.世界大会INニューヨークへの派遣カンパにご協力ください。


「ヒバクシャが訴える国際署名」にご協力をお願いします。
①「生きているうちに核兵器廃絶を」という被爆者の悲願を実現するために、被爆75年に世論を結集する署名です。
②米ロなどの核使用の危険に反対するとともに、NPT再検討会議や国連総会に結集し、国際政治を動かす署名です。
③日本政府に禁止条約への署名・批准を迫る多数派をつくる署名です。



 非核の政府・自治体・ヒバクシャ・市民の共同の力で、
 2020年に各なき世界を、核兵器禁止条約の発効を!

10月30日に、大阪市内で第57回定期総会開催
《大阪原水協の第57回定期総会が10月30日、大阪市内で開かれました》

川辺理事長のあいさつに続いて、続事務局長から2019年経過報告と2020年にむけての運動方針の提案。引き続き三宅事務局次長から決算及び予算が提案されました。

(来年度の活動の特徴、当面の行動計画、質疑応答および討論内容、新役員体制の提案・採択、来賓の紹介などについては、原水協通信をご覧ください





 《 大阪から100名派遣で 》

NPT再検討会議&原水爆禁止世界大会 in NYの成功を! 非核の政府・自治体・ヒバクシャ・市民の共同で、核なき世界を、核兵器禁止条約の発効を!



《日本原水協は、9月22日の常任理事会でNPT&世界大会NY代表団派遣要綱を決定しました。
 大阪原水協は25日常任委員会で了承し、目標100名でNYに派遣することを確認しました。加盟各団体は、2020年の歴史的な原水爆禁止運動に積極的にとりくんでくんでください。詳細は別紙を参考にしてください。

 今回のニューヨークでの世界大会は世界の反核平和団体が発起人となっています。日本からは、日本原水協(高草木博)・日本原水禁(川野浩一)・日本被団協(田中熙巳)です。 》


《9・26「核兵器廃絶デー」で「ヒバクシャ国際署名」推進
 難波・高島屋前で大宣伝、100万筆に向かってGO!》

 大阪原水協は、9月26日国連総会開会日の「核兵器廃絶国際デー」(全国一斉の統一行動)に難波・高島屋前で各団体から約40人の参加で署名宣伝行動をおこないました。

 被爆者の森容香(写真右)さんをはじめ、大阪原水協の川辺理事長、大教組・自治労連・民医連・新婦人・共産党の各団体からの訴えがありました。
 ミナミの中心街の特徴として外国人の方々が多く、日本語の署名用紙だけでなく、英語版、中国語版、韓国語版を用意してとりくみました。

 オランダ、イスラエル、中国などいろんな国の人びとが足を止めてサインを、中国の人から100元のカンパをいただきました。約1時間ばかりで65筆の署名が集約しました。必要な地域は原水協に連絡をお願いします。

(2019年10月号「原水協通信907号」大阪版より)


非核の政府・自治体・ヒバクシャ・市民の共同で、核なき世界を、核兵器禁止条約の発効を!
《「核兵器のない平和で公正な世界を」テーマに、長崎をメイン会場に開催された原水爆禁止2019年世界大会は、8月7日~9日の3日間行われました。
 オーストラリア、メキシコ、ベネズエラの政府代表をはじめ22カ国から86人の海外代表と、日本各地から6500人(国際会議200人、広島大会1300人、長崎大会5000人)の代表が参加しました。 》


 核兵器禁止条約の発効が時間の問題となる中、トランプ政権の使える核兵器の開発、INF(中距離核戦力)全廃条約の失効など、新たな核軍拡競争につながる動きを厳しく批判するとともに、被爆75年2020年を核兵器廃絶の歴史的転換とするためNPT再検討会議で、すべての政府にこれまでの合意の実行と核兵器禁止への参加を迫る世界的行動を呼びかけました。

 今世界大会の特徴は、核兵器の非人道性を改めて告発しました。「国際会議宣言」では被爆者の実相と被爆者の声を世界に伝え、被爆者とともに立ち上がることを呼びかけました。

 広島、長崎の両市長は平和宣言で、日本政府に核兵器禁止条約への積極的な対応や参加を求めましたが、安倍首相は「核兵器禁止条約」には全く触れないどころか、「国際社会にいっそうの分断をもたらしている」と攻撃するありさまです。核兵器の廃絶を求める世界の流れと逆行し、「核兵器抑止論」に固守し、思考停止状態です。

 また、新たな共同の広がりを示す大会となりました。「安保法制の廃止と立憲主義回復を求める市民連合」や「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」の代表者が参加し、立憲民主党から連帯のメッセージが届いた大会となりました。

 大阪代表団は、長崎大会に273人(子どもを含む)、広島大会に23人、国際会議に4人が参加しました。感想文がたくさん寄せられています。被爆者の実相を心に刻み、「核兵器のない平和で公正な世界を」の気持ちを強くした感との想がほとんどでした。

 「核兵器禁止条約」が2017年7月7日、122カ国の賛成で採択され、現在では26カ国が批准し、発効は来年の見通しです。「私たちが生きている間に核兵器禁止条約の発効を」との被爆者の願いに応え、また核兵器廃絶を希求する世界の諸国と力を合わせ、「ヒバクシャ国際署名」を集めていきましょう。原水爆禁止世界大会インニューヨークに大阪から2015NPT 行動(目標100人)に匹敵する規模の代表団を送り出していきましょう。

(原水協通信907号9月号付録 大阪版より)



《Photoレポート 9日
 閉会総会、ナガサキデー集会が始まりました‼️ 被爆者の証言、ナガサキを最後の被爆地に、市民社会の力で、核兵器のない世界を、国際署名を拡げましょうと、訴えました‼️ 》


◆海外代表の発言、アメリカ、ポルトガル、ベトナム、韓国、フィリピン、国際平和ビューローの代表です😄👍



◆国際署名を拡げようと各団体が訴え、(上)北海道の高校生、(中左)高校生の発言、20万筆の署名を、国連欧州本部に届けるそうです‼ (中)全教、(右)新婦人岐阜、(下)平和行進国際青年リレー




《Photoレポート 7日~8日
 大会2日目は分科会ですから、各自で出かけています。 事務局は、朝から平和公園に保育所から預かった折り鶴を持って行き、資料館に立ち寄りました‼️ 》


◆7日の原水爆禁止2019年世界大会開会総会の様子。下は、海外代表のみなさん

◆左は、田上長崎市長の連帯あいさつ。右は、大阪代表団のみなさん

◆事務局は、朝から平和公園に保育所から預かった折り鶴を持って行き、資料館に立ち寄りました‼️



《原水爆禁止2019世界大会・長崎集会へ参加する大阪代表団よりPhotoレポートが届きました。長崎に向かうバス車内の様子と、開会集会での、名護前市長の稲嶺さん、大阪の国民平和大行進でともに行進された、全国通し行進の山口さんのあいさつ。引き続きレポートを掲載していきます。》


《2020年NPT・被爆75年にむけて核兵器禁止の地球的規模の共同をつくろう。 原水爆禁止2019年世界大会に大阪から300名の代表団、ナガサキ・広島に出発!》


  「海外代表と語ろうピースインおおさか」は、8月3日の国際会議で始まる原水爆禁止2019年世界大会に参加する海外代表を大阪に迎えて連帯と交流のつどいです。1995年、被爆50周年から始められた催しで、今年は8月2日、たかつガーデンで取り組まれました。
 「つどい」には、スペインから世界大会初参加で、33歳のクロエ・ムールベテル(デラス平和研究センター)とドイツからIPB(国際平和ビユーロー共同議長)の2人が出席。
 クロエさんは、「軍事支出や武器貿易など軍事経済サイクルをストップさせるための活動をしている。スペインでは左派政党が核兵器禁止条約の調印に合意し、この二政党が連立政権に関与するかどうかにかかっている。また私の母国のベルギーでも左派の二政党が禁止条約の法案を提出した。『平和主義者は現実主義者』でもあると著名な哲学者は言ったが、現実とは核兵器が人類の最も卑劣な発明であることです」と発言。
 ライナーさんは、「2日間沖縄に滞在して、沖縄県民の団結した闘いに感動した。一方今日でINFが期限切れをむかえた。1兆ドルの軍事支出の一方で教10億人が飢餓状態。また気候変動と核兵器問題は一体のもの。2020年のニューヨーク世界大会を成功させ、大きなうねりとして世界に発信したい」と発言しました。
 会場からは、二人に対して、「ヨーロッパでの禁止条約成立に向けた野党の取り組みは?」、「核兵器製造企業への銀行の投資ストップはどの程度すすんでいるのか?その効果は?」、「トラランプ、安倍の民主主義欠如と沖縄支配を世界はどう見ているか?」など5名から質問が出されました。これらの質問にこたえながら、ライナーさんは、「ヨーロッパでは多くの若者が気候変動の闘いに参加している。彼らの未来に向けた問いであり、日本でも同じように若者が運動に参加することを期待する」。クロエさんは、「世界大会では、女性の集いと分科会では軍事支出・気候変動に関心がある」と述べました。
 この「つどい」には、44名が参加し、海外代表には2人の被爆者が代表して扇がプレゼントされました。





《府内行進8日目基幹コース 7月7日》
豊中市役所での出発式

 いつもの市役所前が工事のため、近くの駐車場を市役所のお世話でお借りして出発集会がひらかれました。実行委員会を代表して地元の斎藤実行委員長があいさつ。長内繁樹豊中市長のメッセージを人権文化政策監の山本さんが代読。また、弘瀬源悟市議会議長が会場に来られて連帯挨拶を述べられました。北摂医療生協のわかいさんから平和のとりくみを受けました。最後に府内行進者の新婦人藤井寺支部の麻野京子さんより、全国通し行進者と府内行進者の紹介と決意が述べられました。

《左から、地元の司会の方、実行委員長の斎藤さん、人権文化政策監の山本さん、弘瀬源悟市議会議長》

《左かわ、北摂医療生協のわかいさん、全国通し行進の山本逸郎さん、ジョング・フェニスさん、麻野京子さん》



《府内行進8日目基幹コース 7月7日》到着~池田市役所での出発式

 11時過ぎにうたごえの皆さんに迎えられ池田市役所に到着。今年も市の職員のみなさんよりお茶の接待があり、皆さんはまず喉を潤しました。
 同時に出発時間が迫っている中で、出発集会が始まりました。まず、実行委員会事務局長の仲森さんのあいさつで開会。 冨田裕樹市長からのメッセージを危機管理課長の西田さんに代読していただき、つづいて、池田市議会議長からのメッセージを日本共産党池田市議会議員の山元たけしさんから紹介・代読していただきました。「九条さつきの風」の加堂芳美さんにから歓迎のあいさつを受けました。最後に府内通し行進者を代表して、地元から参加している遠田悦子さんから、通し行進者の紹介とあいさつがありました。
 歌声の皆さんのリードで「原爆許すまじ」の合唱で兵庫・川西市役所に向けて、府内最後のパレードに出発しました。

《左から、実行委員会事務局長の仲森さん、危機管理課長の西田さん、日本共産党池田市議会議員の山元たけしさん、遠田悦子さん》

《左から、集会の様子、お茶の接待の池田市役所のみなさん、「九条さつきの風」の加堂芳美さんとメンバーのみなさん》



《府内行進8日目基幹コース 7月7日》到着~川西市役所での兵庫県への引継ぎ式

 兵庫県への引継ぎである川西市役所に12時過ぎに到着。兵庫原水協の事務局長で兵庫実行委員会事務局の梶本修二さんの司会で開会。大阪の行進団を代表して大阪実行委員会代表委員の川辺和宏さんが、兵庫県への引継ぎにあたり挨拶を述べました。全国通し行進者の山口逸郎さん、ジョング・フェニスさんから大阪の皆さんへの感謝と決意を述べられました。府内通し行進者の田村真理さんが府内通し行進者の紹介をし、つづいて兵庫へ通し横断幕を引継ぎました。最後に兵庫年金者組合委員長で、実行委員長である岡本さんから大阪への労いのことばと、兵庫での国民平和大行進への決意を述べました。終了後、大阪の通し行進者を囲んで記念写真に納めました。
 なお、会場では川西市によるお茶の接待がありました。

《左から、兵庫原水協事務局長の梶本修二さん、大阪実行委員会代表委員の川辺和宏さん、全国通し行進の山口逸郎さん、ジョング・フェニスさん》

《左から、兵庫での通訳の兵庫原水協国際連帯部の釘宮さん、兵庫年金者組合の岡本さん、会場の一風景》

《山本逸郎さん、ジョング・フェニスさんと大阪の通し行進者で記念撮影》

府内行進8日間どうもお疲れさまでした。

《府内行進7日目基幹コース 7月6日》高槻市役所前での出発式

 高槻教職員組合書記長の宮田さんの司会で開会。
 主催者代表して高槻原水協理事長の高谷二郎さんがあいさつ。濱田高槻市長の激励メッセージを市民生活部部長代理の八木ひろかずさんが代読、そして高槻市議会議長のメッセージを市会議員の宮本雄一郎さんに代読していただきました。立憲民主党・辻元清美衆議院議員、日本共産党の山下よしき参議院議員、辰巳コータロー参議院議員からのメッセージを紹介。また激励に来ていただいた中村れい子、きよた純子、宮本雄一郎市会議員の紹介がありました。高槻在住の府内行進者の田村真理さんから全国通し行進の山口さん、フィリッピン「ミンダナオ人民平和運動」ジョング・フェニスさん、そして府内行進者の紹介がありました。山口逸郎さん、ジョング・フェニスさんからのあいさつを受け、最後に地元高槻から府内通し行進をしている大阪平和委員会の植田晋平さんから決意表明を受けました。

《左から、案内アナウンスの高倉さん、高槻教職員組合の宮田さん、高槻原水協理事長の高谷さん、市民生活部部長代理の八木さん》

《左から、日本共産党市会議員の宮本さん、府内通し行進の田村さん、植田晋平さん、指揮の高谷さんと高槻市職労の吉岡さん》

《左から、市会議員のお3人方、ジョング・フェニスさんと山口さん、府内通し行進のみなさん》


《府内行進7日目基幹コース 7月6日》総持寺団地での途中休憩一場面

《お茶の準備は、高槻新婦人のみなさん。ありがとうございます。うたごえは「私鉄関西うたう会」のみなさん》


《府内行進7日目基幹コース 7月6日》到着~茨木市役所前での出発式

 新婦人部の山中しのぶさんの司会で開会。
 茨木市長の福岡洋一さんからのメッセージを市民文化部部長の上田雄彦さんから紹介・代読、そして茨木市議会議長の下野いわおさんからのメッセージを市会議員の大嶺さやかさんから代読・紹介していただきました。
 続いて、よどがわ市民生協の理事の島村直美さんより連帯の挨拶をうけました。府内通し行進の稲内一夫さんより、全国通し行進者及び府内通し行進者の紹介していただき、パレード注意などの連絡後、摂津市役所に向け出発しました。
 なお、会場でのお茶の接待はよどがわ市民生協のみなさんから受けました。


《左から、市民文化部部長の上田さん、市会議員の大嶺さん、よどがわ市民生協の島村さん、府内通し行進の稲内さん》


《左から、司会の新婦人の山中さん、連帯あいさつとお茶の接待は、よどがわ市民生協のみなさん、》

《摂津市役所、吹田市役所めざして国民平和行進はすすんでいく! いよいよ明日は府内行進最後の日です。多くの参加よろしくお願いします。》

《府内行進6日目基幹コース 7月5日》守口市役所での出発式

 守口労連の水野さんの司会で開会。同じく守口労連の藤木さんから現地実行委員会を代表して出発あいさつを受けました。連帯の挨拶をけいはん医療生協の西田さんから受け、つづいて、西端勝樹守口市長のメッセージを市長室の玉城さんが代読。また、守口市議会議長のメッセージを議会庶務課長の松原さんが代読紹介していただきました。全国通し行進者と府内通し行進者の紹介の後、山口逸郎さん、ジョング・フェニスさんのあいさつを受け、門真市役所に向けて出発しました。103名の方に参加人していただきました。


《左から、守口労連の藤木さん、けいはん医療生協の西田さん、市長室の玉城さん、議会庶務課長の松原さん》



《府内行進5日目基幹コース 7月5日》到着~門真市役所での出発式

 予定の時間で門真市役所に到着。門真労連の小山さんの司会で開会。市長からのメッセージを市民生活部長の水野知加子さんが紹介・代読。市議会議長のメッセージを日本共産党・亀井あつし市会議員が代読。門真市原爆被害者の会会長の友清克二さんから連帯挨あいさつを受けました。全国通し行進者・府内通し行進者の紹介と代表のあいさつの後、寝屋川に向け出発しました。現地では、門真市職労退職者会のみなさんからお茶の接待を受けました。また、寝屋川市に向かう友呂岐緑地の休憩場所では、けいはん医療生協のみなさんからお茶の接待を受けました。


《左から、門真労連の小山さん、市民生活部長の水野知加子さん、日本共産党市会議員の亀井あつしさん、門真原爆被害者の会・友清克二さん》



《府内行進5日目基幹コース 7月5日》到着~寝屋川市役所での出発式

 7月5日午後1時から寝屋川市役所玄関前で参加者134名が参加し出発集会が行われ、広瀬新市長から激励の挨拶をうけました。主催者側からは東寝屋川労連東正男議長が批准国が24ヶ国に増えている核兵器禁止条約の批准を私たちの運動で日本政府に迫っていこうと訴えが、そして、寝屋川原爆被害者の会(広長会)からは山川美英会長が挨拶されました。市議会議長からのメッセージを日本共産党市会議員の太田とおるさんが代読しました。行進では沿道の小学生からかわいい手をふっての激励がありました。
 集会中の会場では、人権文化課のみなさんよりお茶の接待を受けました。


《寝屋川市役所到着!新婦人のみなさんから熱いエールに応える行進者》

《中央:連帯のあいさつをおくる、寝屋川市長の広瀬慶輔さん》

《左から、寝屋川市長の広瀬慶輔さん、寝屋川労連東正男議長、寝屋川原爆被害者の会会長の山川美英さん、日本共産党寝屋川市会議員の太田とおるさん》

《枚方市役所に向けて出発する、国民平和大行進のみなさん》


 7月2日大阪原水協の山崎義郷理事、大阪労連河南地協の南山巌議長を先頭に国民平和大行進南河内実行委員会の役員が太子町、河南町、千早赤阪村、大阪狭山市の順に自動車パレードで訪問しました。
 各々で首長のメセージを副町長、副村長、部長が代読のうえ代表団に手交していただきました。
 千早赤阪村では田中博治村議会議長も立ち会っていただきました。
 浅野克己太子町長、武田勝玄河南町長、松本昌親千早赤阪村長、古川照人大阪狭山市長メッセージありがとうございました。

《左:太子町の松村勝之副町長さんと。  右:河南町副町長森田昌吾さんと》

《左:千早赤阪村副村長清水秀都さんと。  右:大阪狭山市市民生活部長山田裕洋さんと》

《府内行進5日目基幹大阪市内コース 7月4日》住吉区役所・沢ノ町公園での出発式

 住吉区役所・沢ノ町公園で出発式が行われました。民医連の庄司さんの司会で開会。 主催者あいさつは、大阪原水協理事長の川辺和宏さんがおこないました。地元の日本共産党市会議員の井上浩さんからは連帯のあいさつ。また、この住吉に住んでおられる、広島被爆者の高木静子さんのメッセージを新婦人の白井さんが代読し披露していただきました。全国通し行進者と府内通し行進者の紹介とあいさつの後、大阪城公園・教育塔めざして出発しました 。
 途中、高木さんが住んでおられるマンションの前では、全国通し行進の山口さんが高木さんにマイクで呼びかけ、エールを交わしあいました。


《左から、司会の庄司さん、大阪原水協理事長の川辺和宏さん、日本共産党市会議員の井上浩さん、高木静子さんのメッセージ代読の白井さん》



《大阪城公園・教育塔前》
 幹線コースは住吉区役所・沢の町公園からスタートし、12時28分頃大阪城公園・教育塔に約150人が到着しました。同じ時間に、平野区・生野区・東成区・中央区などからの網の目コースの30人も合流しました。
  午後1時の出発集会を前に大阪のうたごえ協議会の皆さんにより元気な歌声で参加者を激励していただきました。
 主催者を代表して大阪実行委員会代表委員で大阪労連議長の菅義人さんから全国通し行進者と府内行進者へのねぎらいとともに核兵器のない世界実現に向けての決意を込めた挨拶がありました。
 全国通し行進者の山口逸郎さん、国際青年平和リレー行進者のジョング・フェニスさんも連日の疲れを見せない口調で歓迎に応えました。
 最後に府内通し行進者を代表して馬場忠雄さんが参加者の皆さんと心を一つにして核兵器禁止条約の早期発効などに取り組みましょうと決意を述べられました。
 到着した教育塔前では、大阪府職労のみなさんからの冷たいお茶の接待がありました。

《平野区・生野区・東成区・中央区などからの網の目コースの皆さん》

《左から、大阪労連議長の菅さん、府内通し行進の馬場さん》

《中之島公会堂前~大阪地方裁判所前・公園》

《大阪地方裁判所前・公園では大阪市労組のお茶の接待がありました。10分程度の休憩の後、今日の目的地である旭区役所目指して、出発しました》


《府内行進4日目基幹コース 7月3日》和泉市役所での出発式

 市役所横の広場での出発式。和泉市職員労働組合の赤澤さんの司会で開会。実行委員会を代表して、全労連・和泉の清水議長が開会あいさつ。辻宏康和泉市長のメッセージを人権男女参画室人権国際担当課の味谷課長が代読。また、杉本淳市議会議長のメッセージを日本共産党早乙女市会議員が代読。最後に全国通し行進者、府内行進者の紹介と決意が述べられ、パレードに出発しました。
 なお会場では、人権男女参画室の職員の皆さんによるお茶の接待をうけました。


《左から、司会の赤澤さん、全労連和泉の議長・清水さん、人権参画室人権国際担当課の味谷課長、日本共産党早乙女市会議員》

《左から、府内通し行進の、牛山さん、大島守さん、植田さん、先頭カー運転の亀田さん》


《府内行進4日目基幹コース 7月3日 10時20分頃から》  泉大津市役所での出発式

 市役所に10時20分ごろに到着し、すぐに玄関前で出発式が行われました。年金者組合の山本さんの司会ではじまり、泉大津市教組の渡辺さんが主催者あいさつ、続いて、南出賢一泉大津市長のメッセージを人権くらし相談課の二木均さんが代読。池辺貢三市議会議長からはあいさつを受けました。最後に全国通し行進者、府内行進者の紹介と決意が述べられ、高石市役所めざして出発しました。
 なお会場では、市の職員のみなさんによるお茶の接待をうけました。


《10時20分頃泉大津市役所に到着》

《左から、年金者組合の山本さん、泉大津市教組の渡辺さん、市長のメッセージを紹介する二木さん、池辺貢三泉大津市議会議長》

《元気に高石市役所めざして出発》




《府内行進3日目基幹コース 7月2日》


泉佐野市役所出発式 雨が上がり、"うたごえ"とともに元気に出発

 市役所玄関前での出発集会。民青同盟・阪南地域班の福岡さんの司会ではじまりました。泉佐野・泉南原水協の石川さんが、情勢をおりまぜた開会あいさつ。続いて千代松大耕・泉佐野市長のメッセージを八島弘之副市長が代読。大和屋貴彦市議会副議長から激励のあいさつを受けました。全国通し行進者、府内行進者のあいさつ・紹介の後、ほぼ雨が上がったなかで、行進に出発しました。なお、出発集会には、貝塚市、熊取町、泉佐野市など近隣の市町村から多くの参加がありました。



《左から、司会の福岡さん、泉佐野・泉南原水協の石川さん、八島弘之副市長、大和屋貴彦市議会副議長》

《左から、ジョング・フェニスさんと通訳の大阪原水協の岩田さん、府内行進者の山本光男さん、そして小玉利生さん、全国通し行進者の山口逸郎さん》


《府内行進2日目 7月1日》


河内長野市役所玄関に集合 雨模様の中での出発集会に150人

 本日も雨の中での出発集会。南山巌・大阪労連河南地区協議会議長の司会で開会。塩谷聡副市長が島田智明河内長野市長のメッセージを紹介・代読。また、市議会議長からのメッセージを司会が紹介しました。全国行進者のジョング・フェニスさんのあいさつ、府内行進者の紹介後出発しました。なお、出発集会には、日本共産党の千早赤阪村村議会議員、河内長野市議会議員をはじめ、150名の方に参加していただきました。



《左から、実行委員会代表あいさつをする、大阪教職員組合書記次長・中林さん、河内長野市長のメッセージを代読の塩谷副市長、全国通し行進のジョング・フェニスさんと通訳の大阪平和委員会の上羽さん、府内通し行進者の稲内一夫さん》


《府内行進1日目 6月30日》


柏原出発集会に215名の参加

今日から7日までの基幹コース&網の目平和大行進を成功させよう!

 荒天にもかかわらず、約215人の参加で国民平和大行進のリレー旗が本日6月30日午前11時45分に奈良県の代表者から大阪府側に引き継がれ、大阪の出発式が開かれました。
 出発式ではまず、2019年国民平和大行進大阪実行委員会を代表して、新婦人大阪府本部会長の杉本和さんからのあいさつ、冨宅正浩・柏原市長からのメッセージ紹介、清水忠史衆議院議員の連帯あいさつを受けました。
 全国行進者の山口逸郎さん、国際青年行進者のジョング・フェニスさん、静岡平和委員会の小林和枝さんの連帯あいさつ、そして、府内行進者の紹介と、代表して麻野京子さんの決意表明を受けた後、八尾市役所、東大阪市役所をめざして行進していきました。
 明日の基幹コースは、河内長野市役所前から始まります。1歩でも2歩でもご参加よろしくお願いいたします。


《左から、奈良代表・梅林奈良県原水協事務局長、新婦人の杉本和さん、冨宅正浩・柏原市長からのメッセージを紹介する新婦人柏原支部の代表、清水忠史衆議院議員》

《全国通し行進の山口逸郎さん、国際青年行進者のジョング・フェニスさん、静岡平和委員会の小林和枝さん、大阪通し行進者の遠田悦子さん》

《大阪通し行進者は11名の参加となっています。速報などで順次紹介していきます》
大島守さん(旭平和の会・大阪平和遺族会)、馬場忠雄さん(大阪国公革新懇)、山本光男さん(大阪府職労OB)、稲内一夫さん(年金者組合岸和田支部)、田村真理さん(全印総連大阪地連)、麻野京子さん(新婦人藤井寺支部)、小豆島 正典(日ベト協会大阪府連・平野平和共同センター)、小玉利生さん(けいはん医療生協・通信労組OB)、牛山一雄さん(非核の政府を求める大阪の会)、遠田悦子さん(新婦人池田支部)、植田晋平さん(大阪平和委員会)



 5月29日から6月2日まで韓国ソウルでフォーラムは、非核・平和の朝鮮半島・東アジアの実現のため、日韓の市民社会の役割を果たすため、NGO、運動、国民レベルでの交流・連帯・協同を強めること、被爆者とともに、「核兵器は使用されてはならない」「人類と共存できない」の声を北東アジアで広げ、ヒバクシャ国際署名を推進する、同時に、日本と韓国の被爆者への援護・連帯を強めることをなどを目的に開催されました。

 大阪から続事務局長が参加しました。その韓国レポートを紹介します。



 日韓の被爆者や、アメリカ、フィリピンの平和運動の代表者が参加し、延べ300人となりました。日本からは総がかり行動実行委員会共同代表の小田川全労連議長、日本原水協安井事務局長、日本被団協藤森事務局次長、新日本婦人の会笠井会長、政党からは日本共産党宮本徹衆議院議員など72人が参加し、非核・平和のための運動方針や活動の取り組みなどを報告し交流を図りました。

 日本、韓国から遺棄された韓国被爆者

 広島・長崎に原子爆弾が落とされ、広島には7万人、長崎には3万人の韓国人が日本に住んでいました。その中の5万人が原爆で犠牲となり、残り5万人が生存しましたが、「原爆症」と差別に苦しみ続けてきました。当時の韓国人の国籍は日本でした。治療を受けようとすると「お前ら朝鮮人だろう」、「お前らはあとで来い」などと差別を受け、原爆被害者であることを長い間隠し、絶望と飢えの中で苦しい生活を余儀なくされてきました。さらに、韓国政府さえ被爆者の存在を認めようとしなかったことも被爆者にとって最悪のできごとでした。
 韓国や日本被爆者を救ったのは1954年3月ビキニ水爆実験を契機に「自らを救い、私たちの体験を通じて人類の危機を救おう」と立ち上がった日本被団協の運動や市民運動、労働運動の国民の力が大きかったのではないでしょうか。
 韓国被爆者は2020年、被爆75年の年に世界の被爆者を集め核兵器廃絶、平和な地球村をつくろうと集会を予定していると、韓国原爆被害者協会の会長の発言は参加者を励ましました。
 核兵器の非人道的な兵器であることは明らかで戦後、国連の第1号決議で「原子兵器及び他のすべての大量破壊兵器を各国の軍備から除去する」ことが上がっていたことも知ることができました。

 雄弁に物語るフィールドワーク

 6月1日にフォーラム参加者は、イムジン川を挟んで非武装地域が広がる38度線を見学することができました。そこに行くまでの道路は広く、戦火が起れば飛行場になることや、外国人が非武装地帯に入るときにはパスポートが必要で、兵士が立ち入り検査でバスに入り込んでくるなど、戦争は休止状態でしかないこと、徴兵制が存在していることを気付かせてくれる光景でした。
 38度線の展望台は、軍事施設で戦火にいつでも対応する側面と、北朝鮮を見学しようとする見学者が多いことに驚かされました。イムジン川は100~200m程の川幅で、周りには有刺鉄線が張りめぐらされていますが、南北の離散家族や南北統一の運動を進めている団体にとっては近くて遠い場所となっているなど考えさせられるフィールドワークでした。板門店は山の陰で見えなかったものの、ソウルから車で1時間、ピョンヤンからは2時間で来れる近さです。南北政府やアメリカ、中国、日本、ロシアなど政府を巻き込んだ思惑の違いにより、朝鮮半島の非核化は時間がかかるようですが、歴史的に見れば、平和への道筋、非核化の動きは確実に進んでいます。

 日韓フォーラムでは次のことが確認されました。

①2018年から始まった朝鮮半島の恒久的平和体制と非核化の動きは歴史的できごとであり、東北アジアの対立構図を解体し、核兵器禁止、核のない世界にむけて、日韓市民レベルの役割は大きいことを確認し、

②世界は2017年、国連で「核兵器禁止条約」が採択されたことは歴史的な一歩を踏み出したものです。日韓被爆者とともに、世界の市民、反核平和運動の成果であり、「条約」の発効と核兵器廃絶へと前進するために力を尽くすことを誓い合いました。

③「核兵器禁止条約」の成立へ大きく貢献した「ヒバクシャ国際署名」を飛躍させるために力を合わせ、南北、日本政府への「条約」の署名、批准へ前向きに取り組むことを確認しました。



2020年新・被ばく75年へ 核兵器廃絶の壮大な運動を

2019年平和大行進大阪府内行進


■核兵器のない世界を望む国内外の広範な世論に応えて
 唯一の戦争被爆国として核兵器禁止条約に調印を

 兄に背負われた弟は、すでに亡くなり、弟の火葬の順番を待っています。悲しみをこらえるため唇を強くかみしめ、血がにじんでいた、とカメラマンが語っています。1945年に米軍のカメラマン、故ジョーオダネル参加校が原爆投下後の長崎で撮った写真です。核兵器廃絶を訴えるフランシスコローマ王朝はこの写真をカードに印刷しました。被爆者に寄り添い、被爆地から平和のメッセージを世界に発信したいと思う法王の気持ちが伝わります。法王は今年の11月に日本の訪問を予定しています。

 米軍のカメラマン、故ジョー・オダネルさんは、ヒロシマ・ナガサキなどで写真を撮り続けました。

 当時アメリカでは原爆神話がふりまかれていました。「原爆は事前に警告され、民間人ではなく軍事基地を攻撃した」「戦争を早く終結させた」「本土決戦が回避され、100万人の米国人、それ以上の日本人が救われた」「米国は神に選ばれ、慈悲深い行いをした救世主」「放射性物質は熱と爆風に変わっており影響がない」など・・・。

 2007年8月9日に85歳でジョー・オダネルさんはなくなりました。原爆正当化論が激しい米国の中、彼は各地で写真展を開き「核戦争を繰り返さない」を訴え続け、ヒロシマ・ナガサキの原爆被害の実相を伝えました。

 原爆神話が続く限り、アメリカが、そして世界も核兵器の廃絶にむかうはずはありません。

 原爆が落とされて74年。世界の流れは「核兵器禁止条約」にむけて大きく動き出しています。平和行進、世界大会の取り組みを通し「ヒバクシャ国際署名」を大きく進めていきましょう。


(「原水協通信付録 大阪版903号」5/6より)


2020年新・被ばく75年へ 核兵器廃絶の壮大な運動を

■和歌山―広島コース ※6月8日三重県~8月4日広島終結まで
山口逸郎(やまぐちいつろう)さん
 通し行進経験:2012年東京―広島、2014年北海道―東京(太平洋コース)、2015年東京―広島、2016年沖縄―広島、2017年富山―広島、2018年北海道―東京(日本海コース)
所属:被爆者の声をうけつぐ映画祭実行委員会
推薦団体:東京原水協、東京平和委員会
【決意】80歳から通し行進者として参加してから病みつきとなり今年で7回目。すでに私の平和行進は始まっています。核兵器廃絶、原発ゼロ、原水爆禁止世界大会成功に向けて、「一歩でも二歩でもご一緒に歩きましょう」と呼びかけ歩きます。

■国際青年リレー行進者・・・ピーター・フェニス(ミンダナオ人民平和運動フィリピン)
奈良・大阪コース  「暴力を許さない 公正な平和のために 祈りましょう」

■府内行進者・・・・・山本光男さん 67歳、年金者組合高石支部
        ・・・・・大島 守さん 74歳 大阪平和遺族会
        ・・・・・麻野京子さん 72歳 新婦人藤井寺支部




《新たにパナマが批准し23カ国に》

「核兵器禁止条約」に批准したパナマを加え、23か国となりました。あと27カ国の批准が必要ですが、50カ国目の批准書が国連事務総長に寄託されてから90日後に発効します。  条約の批准は、通常のテンポより速くすすんでいます。

【批准した諸国】23か国
ガイアナ、タイ、バチカン、メキシコ、キューバ、エルサルバドル、パレスチナ、ベネズエラ、パラオ、オーストリア、ベトナム、コスタリカ、ニカラグア、ウルグアイ、ニュージーランド、クック諸島、ガンビア、セントルシア、サモア、サンマリノ、ヴァヌアツ、南アフリカ、パナマ


(「平和行進NEWS №3」4/17 より)

2020年新・被ばく75年へ 核兵器廃絶の壮大な運動を

《核兵器なくせ!の運動に青年が先頭に》
◆大阪労連青年部が街頭宣伝行動に
大阪労連青年部 3月22日 (金)に天神橋に 筋商店街にて、大阪労連青年部で『国際ヒバクシャ署名』に取り組みました。

 青年部でも世間になにか発信できることをしようと、署名活動は昨年に引き続き2回目の取り組みで、今回は12筆でした。

 核兵器廃絶は、多くの方の望みでしょうし、核兵器禁止条約に日本が署名しなかったことはニュースでも大きく取り上げられていました。ですが、通行するみなさんに声をかけるもまずは興味持ってもらうことの難しさを今回改めて痛感しました。職場で署名をお願いするとすぐに書いてもらえますが、街頭で出会う方の中には署名に馴染みがない人、ニュースも見ていない人も多いのだと感じました。だからこそ、こうして街頭での署名活動は『まずは知ってもらうこと』という観点でも重要なのでしょう。松山五郎さん私たち青年部も学習会と発信を続けていきたいと思います。(鴻村博)

◆被爆者・松山五郎氏が先頭にヒバクシャ国際署名推進
 寝屋川の被爆者松山五郎氏(89歳、広島で被爆)は、世界のヒバクシャが呼びかけた「ヒバクシャ国際署名」を自らのライフワークとして、毎月大阪原水協の事務所にヒバクシャ国際署名を100筆、200筆と持参して来られます。
毎年のビキニデー集会や原水爆禁止世界大会には欠かさず参加され、青年の学習会には自らの被爆体験を語られます。松山氏のファンは全国各地におられ、お礼の手紙が寄せられたりします。




2020年新・被ばく75年へ 核兵器廃絶の壮大な運動を

《自公維新の悪政打破!》
◆核兵器禁止条約の発効にむけ、政治決戦の年にふさわしい活動を取り組もう!

 今年の「関西原水協学校」では、被爆後70年間の原水爆禁止運動の到達点をしっかりふまえた学習となりました。
 近畿各府県から1月26日から2日間にわたって72名が富田林に集まり、核兵器をめぐる最新の情勢を学び、次に被爆者援護・連帯についての現状と課題を、そして、その中から原水協運動のこれからの展望と課題を明らかになりました。

《講師の話に納得と確信》

 第1講義では日本共産党国際局長の緒方靖夫さんをお招きし、「国際情勢―北朝鮮と核兵器」をテーマにお話をお伺いしました。昨年4月に行われた第3回南北首脳会議では『朝鮮半島ではもはや戦争は起きず、新たな平和な時代が開かれた』(朝鮮半島の非核化を含む)ことを確固たる意志を込めて「板門店宣言」でうたい、6月の米朝首脳会談の共同声明では『完全な非核化に向けて取り組む』ことか両首脳間で約束ができています。こうした平和の流れに日本政府はなすすべもないどころか、首脳会議を否定的に発言している有様です。非核化には10年の歳月がかかるという内容も驚きでした。ちなみに北朝鮮と166か国が国交を結んでいることなど、マスコミが報道しない内容ばかりのお話をお聞きし、確信となりました。

 第2講義では「核兵器のない世界をめざす被爆者はいま」をテーマに被団原玲子さん協中央相談所相談員の原玲子が講義をしました。丁寧で具体的な内容で、被爆者との真の連帯を恒常的に進めていくことが不可欠であることを強調されていました。

 第3講義は「2020年めざす壮大な原水協運動」テーマに日本原水協事務局長の安井正和さんの講義でした。核兵器保有国や、日本を含む軍事同盟国がこの禁止条約を支持する国々に対し、妨害と圧力を加えているにもかかわらず、核兵器禁止条約の署名国は70ヶ国、批准国は20ヶ国(1月23日現在)となり、国連のどの条約よりも早く進んでいること。被爆74年、長年の被爆者自身の運動と原水協運動は国連加盟国を動かし、世界の流れは「核兵器禁止条約」の発効をめざしていること。軍事同盟を結んでいる諸国でも批准国となるよう動きを見せていること。126ヶ国が批准国をめざし「核兵器は悪」の烙印を押そうとしている情勢である安井正和さんことを学びました。私たちの運動の果たす役割は大きく、被爆者とともに壮大な構えで運動を進めることを確認しました。3講義ともたいへん貴重な内容の講義でした。

 関西原水協学校の次回開催県は滋賀です。2020年は核軍縮を話し合う核不拡散条約再検討会議や「核兵器禁止条約」批准国会議が予定されており、よりすすんだ内容の現状と情勢が聞けるものと期待しています。滋賀原水協のみなさん、よろしくお願いします。

(続昌司大阪原水協事務局長)



2019年新年にあたって

◆川辺和宏新理事長挨拶
 昨年は安倍自公政権と維新の党の協力のもとで、労働法制・入管法等、多くの悪法が強行採決をされました。国民の声を踏みにじり、議会制民主主義を踏みにじる暴挙と言えます。

 知事選に示された沖縄県民の民意を無視し辺野古の土砂搬入の強行、憲法違反の軍事費増大・自衛隊の軍備強化や海外派遣、対米追随・戦前の軍事国家の復活を狙うものと言わざるを得ません。原発再稼働の促進も国際世界の流れに逆行するものであり、いまだ、復興の道すらたたない、「福島原発」の教訓と反省がまったくないといえます。

 唯一の被爆国として、「核兵器禁止条約」へ賛同しない政治姿勢にも国際的に厳しい批判があります。
 今年は、一斉地方選挙・参議院選挙の年であり、悪政の流れを変える政治戦の年です。
 平和を守り、憲法を守りいかすたたかいが正念場となります。政治の流れを変え、被爆国日本の責務を果たす政治としなければなりません。

 大阪的には、大阪府知事・大阪市長選挙の年でもあります。カジノ・住民投票を許さない運動とともに、維新政治との決着をつける年となります。

 原水協独自の取り組みを各々の団体・地域から大きく前進させるとともに、市民との共同の取り組みを大きく前進させ改革の年となるように奮闘する決意を新たにし、新年のご挨拶といたします。

(2019年新春 新理事長川辺和弘 前大阪労連議長・現顧問)


◆第56回定期総会で就任しました新事務局長の続昌司氏の就任にあたっての決意のメッセージを紹介します。

 核兵器禁止条約は核兵器の保有、使用禁止はもちろん、「威嚇」までを禁止しています。発効までには50カ国の批准が必要ですが、すでに批准国は19 カ国。昨年の国連総会で「できるだけ早く署名・批准」を呼びかける決議が126カ国の賛成であがり、核保有国の圧力を跳ね返しています。それに対し唯一の被爆国である日本政府は「反対」の姿勢を示し、各国から批判の声が上がるのも当然です。

 「核兵器は絶対悪」の烙印が押されるのは明らかで、これは長きにわたる原水協運動の成果であると確信しています。引き続き「核兵器廃絶国際署名」のご協力をお願いするものです。














アーカイブ150704

当面のとりくみ日程・新着情報





《2020年関西原水協学校 in 滋賀》

◆2020年
 1月25日(土)~26日(日)
◆場所 守山駅前コミュニティーホール  

第1日目講義 ①「2020年、被爆75年を核兵器のない世界への転換点にー共同を広げて―」(講師 土田弥生原水協事務局次長)②「関西各府県の運動の交流とNY代表団壮行会」


第2日目講義 講義前『声が世界を動かした』DVD上映(45分)②「被爆75年を迎える被爆者の決意」(講師 木戸季市日本被団協事務局長)


 被爆75年の2020年、NPT再検討会議、現ス爆禁止世界大会 in ニューヨークを目前に控えた関西規模の原水協学校が、滋賀県守山市で開催されます。
 是非、多数のご参加をお願いします。
 詳しくお聞きしたい方は、大阪原水協までお問い合わせください。


(PDF版 2面に会場案内を掲載しています)


《2020年新春6・9行動》

◆1月6日(月)12:00~
 上六近鉄前
《12月の6・9宣伝ビラ》

◆ダウンロードしてご利用ください


(PDF版)


◆“いわさきちひろ2020カレンダー”
 普及のお願い

頒価(大阪) 1,400円+税
A2判・絵7枚



2019ちひろカレンダー
 

2019年9月 原水爆禁止大阪府協議会

 いわさきちひろカレンダーは、1975年(76年版) 以来、44年にわたって核兵器廃絶と被爆者援護・連帯の輪を広げています。3・11以降は毎年、東日本大震災・東京電力福島第一原発事故の被災地へ、また、各地の災害地支援として、みなさんからの募金で被災地の方々に直接カレンダーを届けています。

 子どもたちの未来に戦争のない、核兵器のない世界を手渡そうという願いと、子どもたちへの限りない愛を込めた、いわさきちひろさんの作品による【ちひろカレンダー】をみなさんの手から手へ、さらに多くの方へ伝え広げましょう。


■いわさきちひろ2020カレンダー申込書=PDF文書(PDF版はコチラ)

《申し込みは大阪原水協まで》







国連に核兵器禁止条約を求める「ヒバクシャ国際署名」の成功をめざす、原水爆禁止日本協議会のキャンペーン・ムービーです。
https://youtu.be/4YSgAqGpYQU





Copyright © 2011/5/7   一部更新 2018/10/1