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7月7日、正午過ぎ、大阪から兵庫に引継ぎ
大阪からの国民平和大行進は、川西市役所前で引継ぎ集会

◆7月7日、川西市役所前で、大阪から兵庫へ引継ぎを完了しました。
 その様子(写真)を掲載しています。ご覧ください(クリックで表示します)

 《2014年国民平和大行進ページでは、少し大きめの写真を掲載しています》


 


被爆者の願い核兵器廃絶直ちに

第7日目の7月6日は、高槻市役所前~茨木市役所~摂津市役所~吹田市役所まで行進。

◆高槻市役所前での出発集会に350人。
 小雨降る天候でしたが、日曜日と「安倍内閣の集団的自衛権行使閣議決定」への怒りから例年より多い350名の参加者で、警察が急遽隊列を分けなくてはならないほど、大盛況の国民平和大行進となりました。

 今回の平和行進では、被爆者の方の奮闘ぶりが大阪各地で展開されました。守口~枚方コースでは、84歳になられる松山五郎さんが、寝屋川市から枚方市まで歩かれ、参加者を驚かせました。

 茨木市原爆被害者の会・岩本賢三会長は、茨木市役所前での出発集会に挨拶され、「私たちは、核兵器というものは、いかに非人道的なものなのか一番知っています。みんな高齢ですが、核兵器廃絶の先頭にたつべき日本がアメリカと一緒に戦争をする国になろうとしている時、じっとしてはおれません。わたしたちの一番の願いである核兵器廃絶までがんばります」と、力強く訴えられました。

 摂津市役所前の集会では、森山市長、清水議長が挨拶に立たれ、行進参加者を激励しました。また、大阪実行委員会に協賛金が贈られました。

◇「ええじゃないか」「ええじゃないか」コールが大好評!
 地元の実行委員会がさまざま創意工夫をして国民平和大行進を盛り上げています。この日、大好評だったのが、「ええじゃないか」コール。府内通し行進者の麻野京子さん、小豆島正典さんが隊列先頭でコールし、「国民だましてどうすんの」「えらいこっちゃ」「えらいこっちゃ」の掛け声にみんなで大笑いでした。

 このコールや「怒りコール」など、元気に楽しく国民平和大行進が進んでいます。

          (2014年国民平和大行進「大阪実行委員会ニュース」№10 7/6より)




7月6日、高槻市役所を元気に出発
反核平和マラソンも集結。各地域からたくさんの参加であふれる

◆7月6日の高槻市役所での出発の様子掲載しております。
  (クリックで表示します。再クリックで消えます)

 《2014年国民平和大行進ページでは、少し大きめの写真を掲載しています》


 


閣議決定への闘いこれから!

7月5日、6日目。幹線コース・守口~枚方コースと網の目コース・大東~枚方コースの2コース行われ、総勢320名が参加しました。

◆2014年国民平和大行進大阪幹線コース第6日目(7/5)
  守口~枚方コースには210名が参加し、大東~枚方コースには110名が参加し、総勢320名の参加者があり、例年より多い盛り上がった国民平和大行進となりました。

 寝屋川市役所前での出発集会の挨拶に立った全国通し行進者(和歌山~広島コース)の五十嵐成臣(いがらししげおみ)さんにインタビューしました。

 「東京の奥多摩に住んでいますが、5年前に東京~広島コースを歩きました。日本原水協の大越さんと広島まで歩いて、大阪は二度目なのに、なぜか新鮮です。5年前と違って余裕があるからいろんなことが見えて、とても楽しい毎日です」の感想でした。

 枚方市役所前での広場いっぱいの参加者での終結集会では、府内通し行進者を代表して、土井禎志さん(けいはん医療生協)は、「安倍さんが集団的自衛権を閣議決定し、戦争する国づくりをすすめようとしていることがこの行進に参加してよくわかり、これからが大事だということもよくわかりました」と、今後の決意を語りました。

◇毎週、全国の平和行進に参加しています!
 ビックリするような方が大阪にいらっしゃいました。実は事務局でも知りませんでした。住吉区在住の安倍正文さんです。

 土・日曜日を使って、四国地方や中国地方の国民平和大行進に参加されているのだそうです。お仕事の点字翻訳をするかたわら、毎週地方に出かけるのが大きな楽しみに。今週の終末は、鳥取県の国民平和大行進に参加し、「核兵器の廃絶」を訴えるそうです。すごい方に事務局もアングリでした。

          (2014年国民平和大行進「大阪実行委員会ニュース」№9 7/5より)




7月5日、守口・門真・寝屋川・大東・交野・枚方各コース元気に行進
幹線コース・網の目コースで平和の訴え広げる

◆7月5日の平和行進の様子の写真を何枚か掲載しております。
  (クリックで表示します。再クリックで消えます)

 《2014年国民平和大行進ページでは、少し大きめの写真を掲載しています》

 


あなたが主役です

 広島と長崎への原子爆弾の投下からまもなく69年目の夏を迎えます。まも20万人もの被爆者が被害に苦しみ、17000発の核兵器が人類の生存を脅かしています。いま、世界中の国々が「核兵器のない世界」のために努力しています。原水爆禁止2014年世界大会は、被爆国の願いを世界に発信します。

 5つの大陸にまたがる非同盟運動や非核地帯の国々の政府や国際機関の代表、世界の反核平和運動や、核被害者の代表と日本の草の根運動の代表がともに、核兵器全面禁止への道を考えます。また、「戦争するな」「9条守れ」「原発なくそう」の声と行動を総結集します。

 国際会議、広島大会、長崎大会とたくさんのテーマ別分科会、文化行事や若い世代の人たちの被爆者訪問など、どのプログラムも、主人公はあなた自身です。

(「原水爆禁止2014年世界大会」呼び掛けビラより)


6月7日「ノーモア・ヒバクシャ近畿訴訟」
全面勝利をめざす学習交流集会・主催者挨拶

2014.6.7 原爆訴訟を支援する大阪の会 岩田幸雄


  本日は、兵庫、奈良、京都など遠方もふくめ、しかも大阪駅からも距離のあるこの場所に、ようこそ来ていただきました。本当にご苦労様です。

 また日本被団協の総会を終えたばかりの中を東京からかけつけていただいた田中照巳事務局長、ありがとうございます。

 つい先日、6月3日行われた日本被団協の総会で、田中事務局長さんが「2003年からの集団訴訟を通じて認定被爆者が約4倍に増えるなど、国に一定の改善をさせたが、司法が幅広く認めたような抜本的改善には至っていない」と指摘され、いま取り組んでいる「ノーモア・ヒバクシャ訴訟が制度の抜本改善をすすめるうえで大きな力になる。日本被団協としてもノーモア・ヒバクシャ訴訟に腹をくくって本気で取り組む」と全面支援を約束されました。本当に頼もしく心強い限りです。

 そして同じく6月3日付 朝日新聞社説でも原爆症認定問題を、「国は争いに終止符を」という見出しでとりあげて、こう述べています。「原爆被害者と国との争いを一刻も終わらせたい。動くべきは国である」と。更に「死に絶えるのを待っているのか」という被爆者らの憤りの声に安倍政権は向き合ってほしい。国の責任を認め、争いに幕を引くべきだ。まずは認定基準の抜本改正である。国際社会では核兵器の非人道性が注目されている。非人道性を身をもって知る被爆者と被爆国政府がわだかまりなく共に歩めば、核兵器廃絶に向け、このうえない力になるはずだ。」と主張しています。

 朝日新聞の社説に全く同感で、まさにわが意を得たりの思いです。

 これまでずっと日本政府は、かたくなな態度をとり続けており、今年5月9日に大阪地裁判決で原告2名が勝利して認定され、政府は集団訴訟開始以来、なんと33回も裁判で断罪されているにもかかわらず、それでも2名の原告のうち一人について控訴するという、人道上も許しがたい態度をとりました。私は、この5月9日の勝利判決の「旗だし」で書かれていた、「厚労省、生きているうちに認定せんかい!」の言葉が忘れられません。

 そんなわけで、これまで毎年この時期に「近畿のつどい」を文化行事もふくめて行ってきましたが、正直いって、私たちの取り組みは、決して十分とは言えないにあり、私たちの運動も改善・強化が求められています。

 それで今回は、改めて原点にたちかえって、今の到達点と我々がなすべき課題などをしっかり意思統一するために「学習・交流集会」として開催することとしました。

 考えてみますと、日本政府の態度は、被爆者だけでなく空襲で犠牲になった人を含めた全ての国民に対して「戦争だから仕方がなかった」という戦争受任論の立場、国家補償の責任放棄、そして原爆被害についても「原爆被害の影響はできるだけ小さく見せる」という不当な態度であり、それが今日の安倍政権の福島の原発事故処理に対する責任放棄、その一方での原発輸出、再稼働につながり、また核抑止力にしがみついて核兵器廃絶に消極的な態度をとり続け、さらには集団的自衛権の行使容認、すなわち憲法を変えて戦争する国づくりにまで結びついていると思います。

 だからこそ、このノーモア・ヒバクシャ近畿訴訟の勝利と原爆症認定制度の抜本的改正は、絶対に負けられない闘いであり、急がなければならない取組です。近畿訴訟18名の原告を先頭に大きな支援の輪をひろげましょう。 

 本日の学習・交流集会が闘いの前進にむけ新たな契機になるよう皆様の活発な討論をお願いして挨拶とします。

 どうぞ宜しくお願いします。

以 上


◆学習交流集会で確認された行動提起(ワード文書)
◆大阪高等裁判所は、国の非人道的な控訴は直ちに棄却し、原爆症と認めてください。(要請書。署名と「私のひとこと」 ワード文書~上の画像)





「なくそう核兵器5.17集会」に850人つどう

☆未来創る子どもの声

 「ぞうれっしゃがは~しる」「かぜを切っては~しる」。子どもたちの元気いっぱいの声が会場に弾けます。四つの地域から参加した150人の大合唱団「ぞう列車がやってきた」のオープニングです。愛と夢と希望、そして平和の尊さを歌いあげた歌声は、会場いっぱいの850人の参加者を魅了しました。

 「なくそう核兵器!5・17府民のつどい」は、大阪市中央区「エルおおさか」で開催されました。2015年NPT再検討会議に向けて「大阪から100万署名と150人代表団の派遣を」のスローガンのもと、「大阪100万署名推進委員会」が中心になって昨年12月から準備されました。


☆核兵器の非人道性を学ぶ

 推進委員会で作成されたオリジナルDVD「なくそう核兵器!過去・現在・未来」が上映され、広島・長崎原爆投下から被爆者とともにすすめた原水爆禁止運動の歴史を学びました。

高木静子さん この後、17歳で広島で被爆した高木静子さんの被爆証言が続きました。「大阪から大きな希望を持って広島女子高等師範学校に入学。8月6日の朝、昨晩の空襲警報で休めていない生徒を思い、校長先生が短時間の朝礼に。教室で授業の準備をしていると、突然閃光が走り、気がついてみると校舎の下敷きになっていました。ウジ虫しか取ってやれなかった後輩たち、顔右半分が大きく焼けただれ、お化けのようになって大阪に帰りました。核兵器の非人道性そのものを体験しました。86歳になりましたが、これからも証言活動を続けます」。会場から大きな拍手が寄せられました。

ステイーブン・リーパーさん 前広島平和文化センター理事長、ステイーブン・リーパーさんから、記念講演「核をなくすベストシナリオ」があり、日本の原水爆禁止運動が世界を励ましていることが強調されました。「核兵器の人道性に関する国際会議が続けられていますが、広島・長崎があり被爆者がいる日本が一番の説得力を持つ国。核兵器を許さない日本の運動が本当に大切で、国連を世界を励ましているんです」と、訴えられました。


☆地域から若者からエネルギッシュに

 1分間スピーチでは府下15地域・団体から取り組みが報告され、にぎやかな舞台となりました。「今年も世界大会に地域から40名バスでいきます」(西淀川区)、「来年のニューヨーク行1分間スピーチ動に40名送ります」(新婦人府本部)、「ニューヨークに送る青年を今公募しています」(高槻市)、「吹田原水協を再建して、署名とニューヨーク派遣をがんばります」(吹田市)「X年後の上映運動して署名を盛り上げます」(生野区)など、「1分間無視」の発言が元気に続きました。民主青年同盟から憲法コントがコミカルに演じられ、平和委員会青年・学生部からアメリカ村での憲法シール投票の様子が詳しいデータで紹介されました。


☆ニューヨーク!ニューヨーク!ニューヨーク!
 舞台が「大阪オレンジ」で染まりました。2015年NPTニューヨーク行動に着ていくオレンジTシャツ、パレードに持つオレンジ色の旗が並びました。2010年にニューヨークに行った辰巳孝太郎・日本共産党参議員は「アメリカに留学していましたので、英会話を教えてくれと頼まれ、ところがアメリカに行くと大阪の人、関係ありませんねん」に大爆笑。青年代表で山本訓子さんが、来年のニューヨーク行動参加の決意表明。小松正明・大阪原水協事務局長からこの4月に開かれた第3準備委員会の国連の様子が報告され、「大阪で100万署名と150人代表団をみんなの力でやりきろう」と、訴えられました。早速、5名の方の申し込みが届きました。

 参加者は、岩田理事長先頭に「ピースパレード」を行い、ドラムのラップ調で市民に「核兵器なくせ」をアピールしました。

集会終了後、市役所までピースパレード


「5・17府民のつどい」とりくみ案内(「5・17」推進ニュースより)
  ◆「ぞうれっしゃ」リハーサル・学習楽しく!
  ◆森山一正・摂津市長市長からメッセージ届く
  ◆信貴芳則・岸和田市長からメッセージ届く
  ◆来年は、大阪オレンジで染め上げよう!
   小松事務局長が2015年NPT第3準備委員会が開かれた
   ニューヨーク国連本部要請団から帰国

  ◆竹山市長から「今集会は意義深いもの」と、メッセージ届く
  ◆記念講演 リーパーさんに期待の声高まる
  ◆大阪48万、全国369万国連に提出!
  ◆どーんと150人「ぞうれっしゃ」合唱団!
  ◆松井広島市長や田上長崎市長も賛同

◆大阪原水協「5・17集会」がラジオで放送されました。

4月27日(日)Kiss FM 神戸

 ●番組:Charge up RADIO
サウンドクルー/清水ただし

平和行進活動交流ニュースより
 5月6日、2015年国民平和大行進が無事にスタートしました。 大阪から堺教組の田中薫さんが東京―広島コースを通し行進されることになりました。 大阪入りは6月30日ですが、その前に今取り組んでいます「なくそう核兵器5・17府民の集い」を 成功させるため、今一度呼びかけを拡散していただきますようにお願いします。
  ◆国民平和大行進800人以上の参加で夢の島を出発!!



「ぞうれっしゃ」リハーサル・学習楽しく!
 

 「ぞうの背中ってどんなん」「そんなにぞうの毛って硬いの。うわーすごい!」と、子どもたちの歓声と質問が続きます。5月10日、東成区・北中道小学校で答えるのは、65年前小学校2年生でぞうれっしゃに乗って、実際に東山動物園でぞうに乗った萩原量吉さん。セピア色になったその時の写真を見せながら、食べるものもなかった時代に、ぞうを乗ることが生きる元気を与えてくれたこと、園長さんたちが軍の命令に従わず象を守った勇気などの話をされました。

 その後、リハーサルがスタートし。子ども11名と大人62名での大合唱。指揮者の山本先生から「その元気いいですね」と子どもたちがほめられ、「お父さん、お母さんもうちょっと子ども見習って」に大笑い。楽しいリハーサルでした。


森山一正・摂津市長からのメッセージ

  なくそう核兵器5・17府民のつどいのご盛会、誠におめでとうございます。皆様の取り組みにより、安全・安心な社会が実現されますことを、心より祈念申しあげます。


信貴芳則・岸和田市長からのメッセージ 

 「なくそう核兵器5・17府民つどい」のご盛会をお祝いもうしあげます。一日も早い核兵器のない世界の実現に向け、本日のつどいが実り多い成果を収められますよう期待いたしますとともに、ご参集皆様方のご健勝、ご多幸を祈念いたします。




来年は、大阪オレンジで染め上げよう!
  小松事務局長が国連本部から帰国

 小松事務局長が2015年NPT第3準備委員会が開かれたニューヨーク国連本部要請団から帰国しました。詳細は原水協通信や大阪民主新報に掲載されています。

 5・17のつどいでも「ニューヨーク!ニューヨーク!ニューヨーク!」コーナーでその一部が紹介されます。マハッタンの中心部の繁華街、タイムズ・スクウエアー。一番目を引くのが「ゴジラ」で、子どもも大人も大好きです。ここを2015年NPT派遣団でアピールできないか、アメリカの「廃絶2000」や「ピース・アクション」の仲間がパレードの許可交渉を奮闘してくれています。現在のところ警察当局は「テロ対策でむずかしい」の返事を繰り返しているそうです。

 日本からは、1000人以上が参加する数万人のパレードでタイムズ・スクウェアーを埋める壮大なプランが検討されています。大阪から150人の代表団で、オレンジ色のTシャツとオレンジ色の「核兵器廃絶OSAKA JAPAN」のバナー(旗)でパレードをする予定です。アンゲラ・ケイン軍縮担当上級代表は、370万の署名を受け取った後、「とにかく来年たくさんの人がニューヨークに来て、良い結果を引き出すには、草の根から運動が重要であり世界を動かします」。国連本部31階の軍縮局の事務所で訴えられました。大阪から150人の代表団が送れるよう、職場・地域からの取り組みが、今求められています。



国民平和大行進800人以上の参加で
夢の島を出発!! 

 国民平和大行進は5月6日、東京江東区夢の島と北海道礼文島をそれぞれ出発しました。8月の広島・長崎にむけた核兵器廃絶運動の取り組みが本格的にスタートしました。

◆東京江東区夢の島
 東京江東区夢の島第五福竜丸展示館前では、松平晃さんのトランペット「青い空は」の演奏で11:30 からオープニング。
 続いて、東京のうたごえ協議会のみなさんによる新曲「こんにちは平和行進です」、「平和行進かぞえうた」「おおきなうた」、メーデー歌集から「民衆のうた」を合唱しました。出発集会を前に、コールも「いいね!」「そうそう」「(嫌)イーヤーサーサー」と練習しました。

 正午から始まった出発集会は、司会からの開会宣言の後、公益財団法人第五福竜丸平和協会代表理事の川崎昭一郎さん、日本被団協事務局次長の山本英典さん、日本山妙法寺の木津充博上人さん、日本青年団協議会常任理事の佐久間祥平さんから連帯のあいさつをいただきました。

 川崎さんから、「今年は第五福竜丸が水爆被災してから60年。2015 年NPT に向け、日本及び世界の世論を高めるために平和行進が大きな力になる」と激励されました。

 「広島へ 長崎へ リレートーク」を、東友会事務局長の家島昌志さん、福島県いわき市から避難している方、NPT準備委員会代表団の全教・山元さん&大阪原水協・小松さんから、それぞれ行いました。続いて、「青年の平和の願い発信!初の国際青年リレー行進者」の一人として、東京と神奈川を行進するマギティング・ファブロ2スさん(フィリピン)から、司会によるQ&A 形式でコメント。国際青年リレー行進者の紹介とともに、「ともに軍隊のない、きれいな再生可能エネルギーを」と決意を述べました。

 最後に、通し行進参加者の紹介とひとこと決意を東京-広島コースの田中薫さん、同じく東京-広島コースの竹田昭彦さん、和歌山-広島コースの五十嵐成臣さん、沖縄-広島コースの渡邉正郎さん、宮崎-広島コースの山崎勝治さん、リレー行進者のわかやま市民生協・瀬藤 遥(せとうはるか)さんから受け、夢の島を800人を超える参加者で出発しました。

◆北海道礼文島
  北海道礼文島での平和行進は、35人の参加で午前8 時スタート。礼文島の香深港を行く早朝の時間帯での平和行進。

 北海道-東京コースの山口逸郎さんが元気に参加。同じく北海道-東京コースの山内金久さんも、根室を地元のみなさんとともに午前10時に出発しました。

平和行進活動交流ニュース№1(5月6日)より転載



竹山市長から「今集会は意義深いもの」
激励のハガキが連日届く中、竹山修身・堺市長よりメッセージが届き、事務所が沸いています。

 竹山市長のメッセージです。

竹山修身堺市長 「なくそう核兵器5・17府民のつどい」の開催を心からお祝い申し上げます。我が国は、世界で初めて核兵器の惨禍を体験した被爆国として、この悲劇を二度と繰り返すことのないよう、核兵器の廃絶を国際社会に向けて訴え続けていく責務があります。国際社会においては、昨年10月、「核兵器の人道的結末に関する共同声明」が発表され、わが国も含む125カ国の国々が賛同するなど、核兵器の廃絶の潮流が着実に広がりを見せています。

 本市におきましても、1983年に非核平和都市宣言を決議し、市民の皆様への啓発活動や日本非核宣言自治体協議会及び平和首長会議に加盟し、国内外の都市と連帯し、核兵器廃絶を訴えてまいりました。しかし、一方において、米国が新型核実験を実施したことが明らかになるとともに、新たに核兵器保有につながる行動を見せる国があるなど核兵器を巡る状況は今も不安定であります。すべての人が安心して暮らすことができる安全な社会は、国をはじめ市民社会が連帯し、取り組むべき課題であり、このような中で、貴会の活動と今集会は誠に意義深いものであります。

 結びにあたり、貴会のご発展、そして本日ご参会の皆様のますますのご活躍とご健勝を心からお祈り申しあげまして、メッセージといたします。



(「なくそう核兵器5・17府民のつどい」ニュース4/26 №4より転載)


記念講演リーパーさんに期待の声高まる
記念講演・演題「日本が世界を救う ー核をなくすベストシナリオー

 リーパーさんのお父さんは、家族で牧師として日本に赴任。1954年、1,000名以上がなくなった洞爺丸事故で他の人にライフジャケットを手渡し、絶命されました。

リーパーさんに語っていただきました。

 「私たち家族にとってもっとも誇りに思うことは海軍にいて泳ぎが得意で函館の七重浜までは600メートルでしたから泳ごうと思えば泳げたはず。ところが、泳がずに最後まで弱い人やパニックになっている人を、大丈夫ですよ、となぐさめていたことです。

 実際の死因は傾いた船から車両が落ちてきての圧迫死でした。それが父の「平和文化」でした。力のある人が、自分さよければいいと考えるのは、平和文化ではありません。私の平和の原点となっており、ベトナム戦争での良心的兵役拒否者として、アメリカ政府に認めさせました。1985年、広島に英語講師として再来日し、核兵器廃絶運動に全力をあげ、2007年には広島平和文化センター理事長に就任しました。

ステイーブン・リーパーさん
演題:「核をなくすベストシナリオ」

 介護のために、今アトランタに滞在中。アメリカから演題を送ってもらいました。核兵器をなくすための「ベストシナリオ」の講演に、今から期待の声が寄せられています。リーパーさんのお父さんは、牧師で日本に赴任中、1954年の洞爺丸事故で自分のライフジャケットを溺れている人に渡し、自分は海の底に・・。牧師の道を極めたエピーソードは有名です。

 原爆を落としたアメリカ人が広島原爆資料館の理事長になったものですから、最初は広島の方もビックリされたようです。2013年まで理事長として被爆者の方と世界を走り回りました。

 核兵器を持ったインドやパキスタンにも行って訴え、全米で原爆展をやりました。今では日本のほとんどの都市が加盟している平和市長会議の統括指揮もやらせていただきました。2014年NPT第3回準備委員会ニューヨークにも行き、広島の心を訴えるつもりです。大阪での集会、40分の短い時間に何を中心にしようかと悩んでいますが、お会いできることを楽しみにしています」。


(「なくそう核兵器5・17府民のつどい」ニュース4/24 №3より転載)


大阪48万、全国369万国連に提出!

  4月20日、東京・平和と労働会館で「2015年NPT第3回準備委員会」に向けての署名提出式が行われました。第3回準備委員会は、国連ニューヨーク本部で4月28日から開催されます。署名は、大阪から全国で最も多い、48万筆を含む全国からの369筆が積みあげられました。国連第一委員会アンゲラ・ケイン上級代表に提出されます。

 日本原水協代表団は大阪、東京愛知などから10名が、日本被団協から2名の計12名です。大阪からは、第2回準備委員会のスイス・ジュネーブに続いて小松正明大阪原水協事務局長が参加し、核兵器のない世界を各国政府に訴えます。また代表団の活動は、「なくそう核兵器!5・17府民のつどい」で報告されることになっています。


「5・17集会」
「ニューヨーク!ニューヨーク!ニューヨーク!」コーナー
 辰巳孝太郎参議員も登場!

 2010年NPTに参加された方を代表して、辰巳孝太郎・参議院議員が発言します。第3回準備委員会に出席した小松事務局長がホットな国連情報を発言します。次に、2015年NPT代表団に参加することをすでに決意されている方に登場していただきます。ニュヨークで着るオレンジ色のTシャツが準備されており、事務局では、出演をよびかけています。


(「なくそう核兵器5・17府民のつどい」ニュース4/21 №2より転載)


どーんと150人「ぞうれっしゃ」合唱団!

 集会のオープニングは、「ぞうれっしゃが走る」合唱構成劇です。5月17日、1時30分「なくそう核兵器5・17府民のつどい」の幕があがると、50人と子どもとお母さん、お父さん100人の合計150人の元気な顔に圧倒さるでしょう。松原市、吹田市、八尾市、東成区と関西合唱団のみなさんです。打ち合わせも数回行われ、5月10日(土)に森ノ宮近くの小学校で全員が集まってリハーサルが計画されています。

 この日には、戦後「ぞうれっしゃ」に乗って名古屋の東山動物園に実際に行かれた萩原さんを迎えて、みんなで学習もします。夢と希望を歌い上げるオープニングに期待が寄せられています。

(「なくそう核兵器5・17府民のつどい」ニュース4/18 №1より転載)


松井広島市長や田上長崎市長も賛同

  集会ビラが好評です。当初の計画5万枚よりはるかに多い12万枚が各団体・個人に配送されています。
 松井広島市長や田上長崎市長はじめ、大学教授、医療関係、弁護士、ジャーナリスト、生協関係など幅広い呼びかけに応えて、集会の賛同の声が大きく広がっています。

集会への賛同参加のハガキ届く

「なくそう核兵器」5.17府民のつどい呼びかけビラ 今までのNPT会議の参加者や原水爆禁止世界大会や平和行進参加者、大阪原水協加盟団体、協力団体、自治体首長、議員など約1000通の封書を発送しました。今、連日賛同ハガキが事務局に寄せられています。「待っていた会です。必ず参加します」「また今度もニューヨークにいきます」など、この集会への期待が書かれています。また、協力金も寄せられ、4月3日現在、51団体・個人から10万5000円にものぼっています。

集会プログラム~具体的検討始まる~

 3月11日には、第4回企画会議が開かれ、集会プログラムが具体的に検討され、司会者や被爆証言などが決まりました。司会者は、実績を重視し、フリーアナウンサーの清水とも子さん。被爆証言は、高木静子さんにお願いし、映像と組み合わせて、構成するなどが舞台監督

☆竹山・堺市長もこの集会に賛同。「核兵器全面禁止のアピール」署名にもサインをされました。

の田坪文一さん(劇団せすん)も入っていただいて検討されました。青年の3分間パーフオマンスや15団体の1分間スピーチなどの準備が急がれます。記念講演のステイーブン・リーパーさんのお話をもう一度聞きたたいと奈良からの申し込みがありました。

1000人の大集会にしよう

 大阪府下に5000枚のポスターと12万枚のビラ配布で、この集会の開催が大きく宣伝されています。(ビラ・ポスターが必要な方は、大阪原水協までご連絡ください。また、左側サイトからビラをダウンロード出来ますので、ご利用ください)この宣伝の反響も日に日に高まっていますが、集会参加者の実際の人数は、まだ不確定です。構成団体での参加確認が今求められています。
(案内ビラのダウンロード PDFファイル2ページ)






ノーモア・ヒバクシャ訴訟に ついて、大阪地方裁判所が3月20日に下した判決に「控訴するな」の要請(ファックス送付)をします。

<控訴するなFAXのお願い>


《控訴するな》要請書文例(PDFファイル)
●控訴期限は、*4月4日(金)です 。
 要請先:厚生労働大臣  田村憲久 殿  FAX 03-3502-3090

 去る3月20日、大阪地方裁判所第7民事部(田中健治裁判長)は、未認定原告4名の原爆症認定申請却下処分を取り消す全員勝訴判決を言い渡しました。原告は1人が狭心症、3人が骨髄異形成症候群を含む悪性腫瘍を申請疾病としています。そして、2人について は、国の主張を排斥して原告の主張に従って入市の事実を認定しました。

 また、勝訴した4人中2人の原告は、2013 年12月16日に再改定された新しい審査の方針の積極認定に関する被爆距離ないし入市時間の基準に該当しない原告です。。

 従いまして、今回の判決は、厚労省の上記再改定が極めて不十分であることを示したことになります。。

 厚労省は、新しい審査の方針を策定し、かつ2009年8月6日の「原爆症集団訴訟の終結に関する基本方針に係る確認書」を締結したにもかかわらず、自らの策定した「新しい審査の方針」の運用を狭め、原爆症認定行政を後退させました。。

 このような姿勢は昨年12月16日の基準再改定によっても、まったく変わることはありませんでした。。

 不当に認定申請を却下された被爆者らは、こうした状況を打破するために、この訴訟をはじめ、全国7地裁で100人以上が「ノーモア・ヒバクシャ訴訟」として裁判を起こしています。。

 今回の判決は、この国の後退する原爆症認定行政を痛烈に批判し、かつ司法と行政の乖離がいまだ埋められていないことを明確に示す内容となっています。。

 この判決を控訴することなく確定させることは、全国の被爆者がたたかっているノーモア・ヒバクシャ訴訟にとって極めて大きな力になります。。

 厚労大臣は、控訴を断念し、重い病気で苦しんでいる原告に対する早期救済をはかり、原爆被害に対する償いをはかるべきです。加えて、国は、これまでの多くの判決の趣旨に沿った認定基準の改定や認定制度の抜本的な改善を行い、司法判断と行政認定の乖離を直ちに埋める必要があります。そして、国が20万余の被爆者が生きているうちに、原爆被害に対する償いを果たすことこそが、核兵器をなくすという人類の取るべき道を進めることになります。

 原告らの平均年齢は77歳を超えています。被爆当時生後7か月だった原告も、69歳になります。長い原告では申請からすでに6年も経過しています。原告に残された時間は限られています。。

 そこで、みなさまにお願いです。  厚生労働大臣に対して、今回の判決に控訴することなく、判決を確定させることを求める要請文(別紙)を送って下さい。よろしくお願いします。。

●控訴期限は、*4月4日(金)です 。


近畿在住の「ノーモア・ヒバクシャ訴訟」の判決(3月20日大阪地裁)
国は司法判断と行政認定の乖離を直ちに埋めよ! 原爆症裁判-国の新基準を否定

3月20日裁判所まえでの訴え 近畿在住の「ノーモア・ヒバクシャ訴訟」の判決が3月20日午後1時10分大阪地裁であり第7民事部の田中健治裁判長は7人の原告のうち国が昨年末の基準改定によって、自ら認定を行った3人以外の原告4人の却下処分を取り消し、「原爆症の認定をすべき」と命じました。

 4人は昨年末に国が改定した基準では認定されていませんでした。

 判決後の報告集会で尾藤広喜近畿弁護団幹事長は「全員勝訴と認定されたことは大きい。認定基準を判決の内容に従ったものに変えるよう」に、司法判断と行政認定の乖離をなくすべく、4月1日の国会院内集会等で国に求めていこうと行動提起しました。

 詳しくは共同声明をご覧ください。



大阪から50名参加で

歴史的な3・1ビキニデー
 60周年にふさわしい二千人の参加者で会場が溢れ、急きょ第2会場が用意されるほどの熱気で包まれました。
 日本原水協・安井事務局長は基調報告で「この集会は、被災60周年の歴史の節目であると同時に、2015五年NPT会議に向けて核兵器禁止条約を早期交渉開始させるスタート。歴史的な3・1ビキニデー集会です」と、報告しました。

大阪代表団檀上で決意表明
 大阪からは、近年では最高の50名が参加。28日の日本原水協集会の各地域・団体で最終発言に大阪代表団を代表して堺原水協の平野安宣さんが決意表明を行いました。
 「2015年NPT会議には、大阪から100万の署名を持って、150名の代表団でニューヨークに行きます」の決意に会場から大きな拍手が寄せられました。

西淀川の取り組み学ぼう

 第一分科会「2015年へ!核兵器全面禁止を圧倒的な草の根の力で」では、西淀川労連の山本崇博さんが基調報告。西淀川区で憲法署名を3年間をかけて昨年住民過半数達成した経験を報告しました。「今度は、核兵器全面禁止のアピール署名の番です」の発言に大きな反響が全国から寄せられました。

ボストンで緊急会議開きます

 米フレンズ奉仕委員会のガーソンさんは、「この日本の盛り上がりをアメリカの団体200に急いで知らせます。2015年NPTでのニューヨーク行動の準備に全力をあげます」と決意を語り、その後これに応える発言が続きました。








被災60年、2014年3・1ビキニデー
 すべての運動がここから始まる。
あなたもぜひ参加を!

昨年の3・1ビキニデー集会の様子 いま世界は、核兵器廃絶に向けゆるぎなく動いています。被爆70年、NPT(核不拡散条約)再検討会議が開かれる2015年を目前にして、ビキニ被災から60年の節目に開催される2014年ビキニデーは、核兵器の廃絶をめざす日本と世界の世論を大きく盛り上げ国際政治を核兵器廃絶と動かしていくための一大決起の場です。

 核兵器全面禁止の国際共同行動の提唱、新たなラウンドの原爆展と「核兵器全面禁止のアピール」署名の推進、「なくそう核兵器!5・17府民のつどい」の成功、2014年国民平和大行進、そして2014年原水爆禁止世界大会の成功と歴史的2015年NPTに向けて準備となる「大いなる2014年」の3・1ビキニデーです。

 また、大阪から2015年NPTに「100万の署名を持って、150人のニューヨーク代表団」の成功がかかっている2014年でもあり、このためにも特別重要な「被災60周年3・1ビキニデー」ともなります。

 日本の原水爆禁止運動の大きな契機となった3・1ビキニデーへのご参加を、心より訴えます。

●2014年3・1ビキニデーとりくみページ
●大阪の参加要綱(ワード)
●2014年3・1ビキニデー案内ビラ(B4サイズPDF2面。表紙カラー、裏面は主な会議・集会プログラム)